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OUMIスポーツカイロプラクティック、近江 顕一さん|自分が納得する専門的な情報を発信する

店舗の集客をするうえで、オーナーの悩みのタネの1つが「リピート率」ではないでしょうか。なかなかお客様のリピートにつながらず、安定した収益構造を作れていない方はいらっしゃると思います。その原因の1つとして考えられるのが、広告だけに頼ってしまい、お客様にとって本当に必要な情報を発信できていないことかもしれません。

今回取材したのは、「OUMIスポーツカイロプラクティック」を運営されている近江顕一さんです。 

 届けるべき人に価値を届けるため、明確な理念を持ち店舗を運営されている近江顕一さんにお話しをお伺いしました。

 

「自分の体に興味を持ってもらう」ことを、時間をかけて繰り返し伝えていく

──本日はよろしくお願いいたします。まずはお店のコンセプトについてお聞かせいただけますでしょうか。

よろしくお願いいたします。当院では、3つの理念を掲げています。その中でも一番大事にしているのが、「自分の体に興味を持ってもらう」というものです。

体のケアを求める方でご自身の体に興味がない方が多くいらっしゃいます。例えば、「過去にどんなケガをされましたか?」と聞いてもあまり覚えておられません。 

自分の体を理解しようという姿勢がないと、人間の体は良くなっていきません。

「人間の体はこういう仕組みでできていて、科学的にはこうですよ」という部分を客観的にわかりやすく伝えることで、自分の体に興味を持ってもらうことを大切にしています。

 

2つ目は、「カイロプラクティックで脳とからだの再教育」です。当院ではカイロプラティックによって、関節に刺激を入れ、からだ全体のバランスを整えていますが、来ていただいた方に伝えているのは「脳と体がどうつながっているのか」ということです。人間の脳は、体からの情報をもとにその都度判断して司令を送っています。そのため、どこか動きが悪かったり、姿勢が悪かったりしますと、脳に正しく情報が伝わらなくなり、的確な判断ができなくなってしまいます。

脳と体のつながりを説明し「教育をする」ので、時間をかけて繰り返し伝える必要があります

 

3つ目が、「カイロプラクティックをからだケアの選択肢の1つに」というものです。日本で多くの方はケガをすると、「安静にし、お医者さんに行き、痛み止めをもらって寝る」といった選択肢を選ばれます。しかし、最近のスポーツ科学における特徴として「できる限り動いていこう」というアクティブなケアへと変わってきています

そうしたアクティブなケアの選択肢の1つとして、カイロプラクティックが選ばれるように正しい情報を提供しています。

 

あえてホームページで専門的な内容を発信する

──集客に関しては、どの経路でお客様がご来店されるのでしょうか。

半分がホームページで、半分が口コミとなっています。

 

──集客を軌道に乗せるために、どのようなことをされていましたか?

ホームページのコンテンツの充実を大事にしていました。口コミは自然発生で起きたらいいと考えていたため、まずはネット集客の方でコンテンツを充実させていこうという意識でやっておりました。

 

 

──ホームページから来られる方が半分ということでしたが、そうした集客は「どのような方が来るかわからない」という不安を抱えていらっしゃるオーナーの方もおられます。そうしたギャップを感じたことはありませんでしたか? 

特にありません。新規のお客様はまだまだ少ない方だと思いますが、リピート率で考えると、かなり順調だと思っています。

 

理由としては、ホームページの段階で、説明やブログの内容を少し専門的にして私が納得する情報を発信しているためです。そのため「1回で改善してもらおう」という方はほとんどいらっしゃいません。しっかりホームページの内容を読み込んだうえで、「ここなら信じられそうだ」と思い来てくれる方がほとんどですので、安易に緩和だけのケアを求めないのだと思います

 

 

──ホームページでの見せ方はご自身で勉強されたのでしょうか。

はい。勉強もしましたが、あとはいろいろな方のホームページを見たり、知り合いに聞いて回ったりしておりました。今もそうですが、同業の友人に会いに行く機会もあるため、どのようにやられているかを参考にし、表現やコンテンツなど、いろいろな方の良い部分を取り入れています。

 

「ただ言うだけでは忘れてしまう」視覚的に、客観的に、手元に残る形で伝える

──口コミも半分あるということは満足度の表れですよね。満足度を高めるために心がけているポイントを教えていただけますか。

最初に述べたように「からだに興味を持ってもらう」ことを大事にしてお客様と接しています。体の状態に対して「なぜそうなっているのか」「どのようなセルフケアをしたら良いのか」を理解できるように教えることで、お客様も別の方に教えることができます。ですので、しっかりわかりやすく伝えるようにしています。

 

──教えるうえで工夫されていることはございますか? 

視覚情報でしっかりと説明することが大事だと思っています。例えば、アプリを使い、神経や筋肉の仕組みを伝えます。また、言うだけでは忘れてしまいますので、通う頻度の提案や普段から気を付けることなどを文章で渡しています。注意する部分、どう変えてほしいかなどをそこで明確に伝えています

 

姿勢の写真も撮らせていただき、バランスがどう偏っているか、どうアプローチしていくかも明確に伝えます。

 

アメリカでは国家資格のカイロプラクティックを、留学で学ぶ

──近江さんがこの業界に入った理由についてお聞かせいただけますでしょうか。

もともと大学時代は、アスレティックトレーナーを目指しており、大学卒業後に留学をしました。そこで、スポーツをされている方へケアする方法の一つとしてカイロプラクティックを知り、資格を取得しました。

 

 

──もともと独立は考えておられましたか? 

もともとは考えていませんでした。当初はアスレティックトレーナーを目指していたのですが、その仕事はチーム、団体に所属することが一般的でした。しかしカイロプラクティックは、アメリカだと国家資格の扱いになります国家試験があり、診断権があり、レントゲンや保険も使えます。なので、基本的には医師のように開業することになります。

そうした事情を知る中で、私も開業開院という道に行くことを考えるようになり、開業を決めました。

 

「コントロールできないことに悩まない」できることをやることが大事

──本日はありがとうございました。最後に、これから開業する方、開業して苦労されている方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

自分がコントロールできないことに対して悩まないことが大切です。私の場合、ここは完全予約制なので、例えば空いた時間で同業や異業種の方に会いに行くなど、自分で動いたときに物事が動いていく実感があります。

 

一方SEOなど、Googleのアルゴリズムが去年変わって、実際アクセスが落ちてしまいました。ですがGoogleを相手にして、個人では何もできません。でしたら、ホームページのコンテンツを充実させたり、会える人に会いに行ったりと、できることをやることが大切ではないでしょうか。

 

※撮影協力:黒魅 サキ
※記事協力:山口 遼大

プロフィール

近江 顕一

 

・OUMIスポーツカイロプラクティック (OSC)

https://www.kenssportschiro.com/

 

〒190-0022
東京都立川市錦町2-2-21 小松ビル3F

※1階がクリーニング屋さん(青い看板のポニークリーニングさん)の建物です。
※立川駅南口から徒歩7分、立川南駅(モノレール)からは徒歩5分です。
※立川南通り沿い、たましんRISURUホールへと向かう途中にあります。

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