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1Lilyvie(リリビィ)、伊藤麻沙代さん|「人には話せないことも話せる存在でありたい」一生付き合っていける関係づくりを目指して

集客のうえで、試行錯誤を重ねながらも、なかなか継続的な関係づくりができずに苦戦している方もいらっしゃるのではないでしょうか。技術的な面だけでなく、お客様とどのような姿勢で向き合うかも重要なポイントだと思われます。

 

今回取材したのは、よもぎ蒸しという施術法で生理の悩みへとアプローチする『Lilyvie(リリビィ)』の伊藤麻沙代さんです。

「人には話せないようなことも全て私に話していただけたら嬉しいですし、そうなれるよう、一生付き合えるような関係作りをしたいと思っています」

 

人に相談しづらい悩みだからこそ、信頼関係は非常に重要とのこと。伊藤麻沙代さんに、お客様と向き合ううえでの考え方を伺いました。

 

「本当の自分の体に気づいてほしい」生理痛に悩む方の救世主になる

──本日はよろしくお願いいたします。開業のきっかけについてお聞かせいただけますでしょうか?

よろしくお願いいたします。弊店は「体内時計リセットサロン」として運営しているのですが、始めたきっかけは、介護職の方に福利厚生で当店を使っていただきたいと思ったことでした。

 

もともと10年ほど介護職の夜勤をしていたのですが、疲れが取れずにいつもだるく、生理痛やPMSがドンドン強くなっていき、体のバランスを崩して退職しました。当時は、生理一週間前からイライラと過食が止まらず、月の半分以上は体調不調でした。

介護職をやめて自分はこの先なにができるだろうと考えた時に、介護職の前に働いていたエステティシャンの経験から、再びエステの仕事に戻ることを決めました。弊店で扱っている『よもぎ蒸し』という施術によって私は体質を変えることに成功したのですが、その経験を自分と同じような症状で悩んでいた女性に還元できないかと思い開業しました。

仕事が不規則で女性ホルモンや自律神経がアップダウンしてしまっている女性に、なにか改善できることがあればと思っています。忙しくなって来ると自分の体に対する優先順位は下がってしまうかもしれませんが、お客様には自分の本当の体に気付いていただきたいです。

 

「お客様の期待以上のことをしよう」一生付き合えるような関係づくり

──先ほどの『よもぎ蒸し』という施術との出会いについて、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

25年ほど前に韓国に旅行に行った際、よもぎ蒸しの施術を受けました。韓国では600年以上も前から伝わっている方法で、下着を脱ぎ専用のガウンを着て、よもぎを煎じるツボの蒸気を吸収するというものです。韓国では母親であれば子宮のケアをすることは当たり前になっているようですが、日本にはその文化はありませんので、体験当時は強烈な衝撃を受けました。

 

介護の仕事をしている際は、自分の予算の範囲内で色々とエステに通いましたが、よもぎ蒸しが一番体を整えることができたと感じ、施術に取り入れてみようと思うようになりました。

 

──他の店と差別化していることはございますか?

よもぎを蒸す壷や座る場所は黄土を使用することにこだわりました。

黄土とはたくさんの微生物を含んでいる土のことを指します。細胞の働きを活性化してくれる上に、血流促進・新陳代謝UPなどの効果があります。熱することで遠赤外線を発するよもぎの効果が更に高まり、体が芯から温まります。

 

施術では粘膜である子宮にスチームを当てるのですが、粘膜は皮膚に比べて吸収率が42倍高いとも言われており、化学物質が含まれていたらそれも吸収してしまいます。そのため、使用するよもぎも安心なものを使用しており、サロンで提供させていただくお茶もオーガニックにこだわっています。

 

生理のお悩み、冷え、むくみなど患者様の体の状態をチェックしたうえで、お悩みに合わせたよもぎをセレクトしています。これは私にしかできないことだと思っています。

──お客様から言われて嬉しかったことはどんなことでしょう?

沢山あります。生理痛、不眠、ダイエット、冷え性改善等、3回来店後のお客様より、「便の匂いが変わりました」と言っていただけたことが印象的です。寝不足や消化に良くないものを食べると、悪玉菌が多くなり、便の匂いが臭くなってしまいます。匂いが変わって来たと言うのは腸内が活性化されて、免疫力が上がり善玉菌が増えて来たと言うことです。そのほかにも、肌がキレイになったと言われることが増えたと話されていました。

 

このようにお客様がご自身で体の変化に気づくことができ、健康への意識が高くなっていくことはとても嬉しく思います。

弊店に来てくださったお客様とはきっと何かご縁があるはずです。きっかけは生理の悩みかもしれませんが、お客様がご家庭を持つようになったら産後ケアへと変わるなど、女性の体は年齢と共に変わっていくものです。そのため、人には話せないようなことも全て私に話していただけたら嬉しいですし、そうなれるよう、一生付き合えるような関係作りをしたいと思っています。

 

「段階を踏むことも大事だが、勢いも大事」準備をしたら、思いきりも必要

──開業するまでの経歴についてお聞かせいただけますでしょうか。

おしゃれに興味があり、手に職をつけると言う意味でも魅力的だったため、新卒でエステの仕事を選びました。しかし当時働いていた店舗は月300万ほどとノルマが厳しかったため、必要ではないものをお客様に売っている自分が嫌で、一度美容業界を離れました。

 

それでも美容業界に対する思いは捨てきれず、子供が育ち、あとは自分の人生なので好きなことをしようと、再度美容業界に挑戦することを決めました。

過去の数回の流産経験は子宮ケアの重要性を見直すきっかけでした。

 

──実際に独立を決意されたのはどのようなタイミングだったのでしょうか。

思いが先行し、ここだと思ったタイミングで開業を決めました。段階を踏むことも大事ですが、勢いも大事だと思っています。

 

「どうしよう」と悩むのではなく、「どうすれば良くなるか」を考える

──今後の目標について教えていただけますでしょうか。

不規則な生活を送っている医療従事者の方が、福利厚生として当店を使っていただけるようになれば良いなと思っています。

 

私は介護の仕事が好きですが、労働環境の辛さから退職してしまいました。給料も安く自分にかけられるお金は少ない仕事ですので、もし福利厚生が認められて、メンテナンスにかける時間が増えたら変わっていくのではと思っています。

 

そうして介護職の方々がより質の良いサービスを提供することができれば、医療従事者だけでなく利用者様にとっても良いことだと思います。自分の体を大事にできる職場環境が作られることを望んでいますし、そのために役立てればと考えています。

 

──本日はありがとうございました。最後に、開業される方に向けてメッセージをお願いします。

全てはトライ&エラーで大変なことも多いですが、人生一回きりですので好きなことを仕事にできるのは幸せだと思います。私は石橋があるかどうかもわからずに突き進んでいくタイプで、最終的に帳尻合わせれば良いと考えています。

私自身はオープンして2日目にして、誰もお客様がいらっしゃらず、「やってしまったかな」と思ったこともありました。ですがそんなときこそ、「どうやって変えて行けばいいか」をポジティブに考えられる人間でいたいと思っていますし、そうしたマインドが開業するうえでは重要ではないでしょうか。

 

※撮影協力:黒魅 サキ
※取材・記事協力:宇野 貴子、山口 遼大

プロフィール

伊藤 麻沙代

 

・体内時計リセットsalon Lilyvie(リリビィ)

〒151-0073
東京都渋谷区笹塚2-41-15ANIMO笹塚202

 

http://www.lilyvie.jp/

 

当サロンは、渋谷区笹塚でよもぎ蒸し・ハンドトリートメントなどをご提供しています。
不規則な生活、生理痛、PMSの症状を緩和したいとお悩みの方は、ぜひお気軽にお越しください。
ゆるり・リラックスしたい方…もちろん大歓迎です。

 

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