サロン・整体・エステ・接骨院の開業を目指す人のためのメディアサイト「EGG(エッグ)」

【2019年度最新】IT導入補助金をどこよりも簡単に解説、補助上限450万円へ拡大

中小企業の皆さま、サロンを経営するオーナーの皆さま、「IT導入補助金」という制度をご存知でしょうか。

以前、当サイトでもご紹介しましたが(※)、意外と知らない方が多いIT導入補助金。2019年度は最大450万円の補助金が交付されますので、中小企業の方やサロンを経営する方にとって活用しない手はありません。

【2018年度最新】IT導入補助金を実際に行った結果を徹底解説|サロン開業時に活用

 

もうすぐ、2019年度IT導入補助金の申請が開始されます。

昨年度はタイミングを逃した……という方も、IT導入補助金のことを知らなかったという方も、今回を機に2019年度のIT導入補助金の活用をご検討されてみてはいかがでしょうか。

本記事では2019年度のIT導入補助金の概要や昨年度との変更点について、5分で分かるように記載しました。ぜひご覧になっていただき、ご活用いただければければと思います。

 

 

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、日々業務が発生する経理等のルーティン業務を効率化させるITツールや、顧客等の情報を一元管理するようなクラウドシステム等の導入にかかる費用を、国が一部負担してくれる制度です。ITツールやクラウドシステムの導入を推進することで、事業者の業務効率化や売上向上を図り、国全体の生産性を上げたいという狙いがあります。

 

補助額

上限額が450万円、下限額が40万円、補助率は最大2分の1となっています。

補助率が2分の1ですので、実際にシステム導入する際の予算額は80万円〜900万円となります。

(2019.4.22追記)

2019年度のIT導入補助金では、申請の仕方によって補助金の上限額と下限額が異なることが公表されました。

公表されている8つの業務プロセスのうち最低1つ以上の導入を必須とする「A類型」と、最低3つ以上の導入を必須とする「B類型」があります。A類型では「上限額150万円未満、下限額40万円」ですが、B類型は「上限額450万円、下限額150万円以上」となります。

※IT導入補助金公式サイトより( https://www.it-hojo.jp/

 

補助対象経費

IT導入補助金の公式サイトによると、日々のルーティン業務を効率化させるITツールや情報を一元管理するクラウドシステム等、汎用的なITツールの導入費用が対象となります。

具体的には次の通りです。

 

補助対象となるITツール(ソフトウェア)

  • 販売管理システム
  • 会計システム
  • ネット予約システム
  • POSレジシステム
  • RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション/Robotic Process Automation、業務を自動化するシステム)
  • 顧客管理システム

ゼロから構築するフルスクラッチ開発によるシステムは対象外となるため、基本的には既に完成されたパッケージやソリューション、Sass型のサービスが対象となります。

※IT導入補助金公式サイトより( https://www.it-hojo.jp/

 

オプションとして補助対象となるもの

  • ホームページ制作費用(詳細は後述)
  • LP制作費用
  • ホームページやLPの1年間分の保守費用
  • ホームページやLP制作に伴うマーケティング費用や1年分のSEO対策費用
  • システム導入計画や手順書等のマニュアル作成費用
  • システム保守費用

 

ホームページ制作費用は対象になるのかどうか?

(2019.4.22更新)

昨年度はホームページ制作も補助経費の対象でしたが、2019年度のIT導入補助金では、情報発信を目的としたホームページ制作は補助対象とならないことが公表されました。

ただし、上記で挙げた業務を効率化するためのシステムやデータ分析をするためのシステム等の導入に伴い、それらのシステムを補うためのホームページ制作費用については対象となります。

例えば、

・ネット予約システムを導入する際、ネット予約をするためのホームページ

・顧客管理システムを導入する際、サイトを見る見込み顧客の問い合わせや口コミを書き込めるホームページ

については補助対象となります。

 

具体的には下記図のとおりです。

※IT導入補助金公式サイトより( https://www.it-hojo.jp/

 

補助対象となるかどうか、ケースバイケースですので、判断がやや難しくなっています。そのため、「こういった場合は補助対象となるのか?」という疑問点や不明点をお持ちでしたら、お問い合わせ頂ければと思います。

 

交付申請期間

現時点で公表されているのは一次公募と二次公募のスケジュールです。

一次公募 : 2019年5月27日(月)開始予定
二次公募 : 2019年7月中旬開始予定

過去実績より、一次公募での採択率が非常に高いため、IT導入補助金をご検討されている事業者様は必ず一次公募で申請することをオススメいたします。

なお、交付決定前に行われる事業については、補助対象外となります。つまり、交付決定後にシステム開発・導入等に着手する必要がある、ということですので、導入時期については注意が必要です。

 

 

昨年(2018年度)から変更された点

①補助額の上限と下限の増加

・2018年度:上限額50万円、下限額15万円

・2019年度:上限額450万円、下限額40万円

 

2019年度のIT導入補助金について、補助額が昨年度との大きな変更点です。補助率は昨年度と変わらず最大2分の1ですので、最低でも80万円以上のシステム導入が必要となります。

 

②予算額の減少

・2018年度:予算500億円

・2019年度:予算100億円(見込み)

 

実は昨年度は予算500億円に対して、約300億円程度しか使われず、約200億円が余ってしまいました。そのため、予算額が大幅に減少しています。

予算額が減少するということは、採択される件数も減少するということになりますので、昨年度よりも採択率が下がる(難易度が上がる)ことが予想されます。

 

 

零細企業・小規模事業者の方向けの補助金について

前述のとおり、2019年度のIT導入補助金では下限額が上がったため最低でも80万円以上のシステム導入が必要となります。

この点は零細企業や小規模事業者の方にとっては、ややハードルが高いかもしれません。

 

そこで、零細企業や小規模事業者の方向けに使える補助金をご紹介いたします。

それが下記図の③でご紹介した「小規模事業者持続化補助金」です。IT導入補助金を含めた、各補助金の位置づけは下記図のとおりです。

IT導入補助金公式サイトより( https://www.it-hojo.jp/

小規模事業者向けの「小規模事業者持続化補助金」では、補助額が50万円まで、補助率が3分の2という内容です。こちらはホームページ制作でも適応可能ですが、IT導入補助金と比べると「採択率がやや低い」「提出書類が多い(事業計画など)」という難点もあります。

なお、小規模事業者持続化補助金については下記の記事で分かりやすく解説しておりますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。

最大100万円支給!もっと早く知っていればよかった…今からでも間に合う補助金情報

 

 

まとめ

昨年度のIT導入補助金と比較すると補助額が変わった点が大きな影響を及ぼしていることが分かります。

ただ、いずれの補助金を利用するにしても、現在の事業の状況を踏まえ、今後の事業計画を策定する良い機会にはなると思いますので、補助金を上手く活用して事業が拡張できればと思っております。

なお、正式な情報が公表され次第、本記事の内容も更新していきますので、適宜ご参照いただければ幸いです。

 

SNSでフォローする