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女性専門の治療院オリーヴボディケア・町田 恵さん|「開業すればお客様が来る」と思い込んで苦労した開業当初から、ホームページで集客できる繁盛店へ

たまプラーザに女性専門の整体治療院として開業され、約10年が経過した「オリーヴボディケア」。スタッフも全員女性で、かつ国家資格取得者という特色をもち、子連れOKで、子育てに忙しい女性でも気軽に通える治療院ということで毎月600名以上ものお客様が来院しています。

 

物件を見つけてからわずか2週間で開業するというスピードで行動したものの、開業当時は集客については無知だったという町田さん。今ではホームページを活用した集客で毎月予約がいっぱいになるほどの人気店へ成長しています。

 

今回は、開業10周年を経た今、院長の町田恵さんに、開業当時の思いや開業までの体当たりの日々などを振り返っていただきました。

「スタッフ全員が国家資格を取得している女性」という強み

ーーまず、お店のコンセプトからおうかがいしてもよろしいですか。

「関わるすべての女性が輝けるような場所」がコンセプトです。

たまプラーザ周辺で子育てをされている40歳前後くらいのお客様にご愛顧頂いており、現在、整体が2店舗、エステが1店舗の、合計3店舗あります。

 

ーーほかにも整体院があるなかで、差別化されているポイントはどういったところでしょうか?

「スタッフ全員が国家資格を持っている女性」というところですね。国家資格、つまり勉強をしっかりして体を知り尽くしたスタッフが施術をするのは、安心感につながると思います。

また、スタッフもお客様も含めて“女性だけの空間”ですので、院内に男性がいることに苦手意識を持たれる方には、その部分でも安心していただけていると感じています。

 

姉のママ友の体を診て“ママの大変さ”を知り、開業を決意

ーー町田さんがこの業界に入ろうと思った理由は何だったのでしょうか?

私は柔道をやっていたのですが、高校時代に全国大会の1週間前に怪我をしてしまったんです。そのとき、「1週間で治してあげる」と言ってくれた接骨院の先生がいて、「こんな仕事があるんだ!」と感動しました。それで「私もこれをやろう!」と思いました。

そして、高校を卒業してすぐに柔道整復師の資格をとる専門学校に入り、午前中は学校に行き、午後からは接骨院で働くという形で、19歳からずっとこの仕事をしていました。

 

ーーご自身で開業・独立したいという思いは以前からあったのでしょうか。

どちらかというと、同僚や仲間が「開業したい」という人たちばかりだったので、そのサポート役をしたいと思っていました。最初は、自分が開業する気はなかったですね。

 

ーーそこから開業に至ったということは、何かきっかけがあったのでしょうか。

子育て中の姉が住んでいる兵庫へ遊びに行ったときに、たまたま頼まれて姉のママ友に整体をしたのですが、そのときの体の状態がひどすぎて「ママってこんなに大変なんだ!」ということを初めて知りました。そして、ママさんの話を聞くうちに、体が辛くても子どもを預けられず、ますます辛くなるという悪循環を知りました。

それで「ママたちが気軽に来られる整体院を作りたい」という思いを抱くようになりました。

私自身、一人で施術する空間に男性が来ることに少し抵抗があったのも事実だったので、女性専門であれば自分も安心して施術できるということで、女性に特化したお店にしようと思い、「1年以内に開業する!」と決めました。

 

10ヵ月に及ぶ物件探しから、スピード開業へ

ーー開業するにあたって、物件探しや初期費用の調達など、施術以外にやらなければならないことが多いと思います。そういった施術以外のことは、どうやって進めていったのでしょうか?

自分で調べながら進めました。開業したい場所としては「若い世代・新しい家族が集まる街」にプラスして「整体にお金をかけられるような経済的余裕のある人たちが住んでいる街」であることが大前提としてあったので、まず物件を探しました。

 

なかなか良い物件と巡り会えず、休みの日は毎日不動産めぐりをしていましたね。最終的に、たまプラーザの物件に決めましたが、物件探しに10ヵ月ぐらい費やしました。

物件が見つかってから2週間後の2008年7月に開業しました。

実は、実家の母から「帰ってきなさい」と言われていたのですが「2年だけ待って」ということを伝えていたんです。ただ「2年しかないから」という焦りはなく、「まずは1年でスタートしなきゃ」という気持ちのほうが強かった気がします。だからこそ、ここまでスピード感をもって行動できたのだと思います。

 

「開業すればお客様が来る」と思い込んでいた

ーー開業したばかり頃の集客は多くのオーナーさんが苦戦されるポイントかと思います。町田さんが集客するにあたって工夫されていたことを教えて頂けますか。

当時の私は集客に関して無知で、開業時は「明日から忙しくなる!」くらいに思って喜んで待っていたのですが、待てど暮らせど誰も来ず、でしたね。

もしかして電話が壊れているのかと思って自分で店舗の電話にかけてみたりもしました(笑)

あるとき、同じビル内でお店を出されている方とお話ししたら「ここはホームページがないと無理だ」と言われ、そこからホームページを制作したらお客様が少しずつ来てくれるようになりました。

 

——ホームページを作ってからお客様が来るようなったんですね。

そうですね。7月に開業した直後はお客様が全然来ませんでしたが、9月には予約が埋まるくらいになりました。

当時はホームページの大事さが全然わかっておらず、月に5〜6人しかお客様がいませんでしたが、ホームページに力を入れてからは4〜50人になったので、どれだけホームページの質で集客が大きく変わるのかということを実感しています。

本当にホームページがなかったら、今のお店はなかったといってもおかしくありません。

 

そして新規のお客様が来たら、絶対にリピートしてもらうように力を注いでいました。

私にとっては毎日同じことのくり返しでも、お客様にとっては「この日を待っていた」という方も多いと思うので、一人ひとりのお客様に対して誠心誠意、接するようにしていますどんなお客様であろうと「あなたが大好き!」という気持ちで向き合うことを意識し、相手によって話し方のトーンや言葉遣い、表情、しぐさなどを全部変えています。

 

独立するということは、判断の一つひとつに責任を持つということ

ーー実際に独立・開業をされてみて大変だと感じたことはありますか?

開業してすぐの頃、お客様が来なかったときは大変でしたね。

雇われているということは、「守られている」ということですが、独立すると「お客様が来なければ0円」なので、生きるって大変だと、そこで知りましたね。

あとは、たとえばお客様が施術後に痛みが出たなど、何かトラブルがあったときに、全部自分で対応しなくてはならないところですね。何に対しても責任があるということ、判断の一つひとつを自分でしていかなくてはいけないということは、開業する前からも開業後も大変というか、勉強になっています。

 

ーーでは逆に、実際に独立・開業されてみて「これはやっておいてよかった」ということはありますか?

やってからの後悔はすぐ忘れますけど、やらない後悔は一生残ると思います。

だから、成功している人が言うことは自分も実行しましたし、開業するにしてもスタッフを雇うにしても、「とりあえずやってみる」というスタンスです。

どれも振り返ってみて、あのときにやってよかったなとは思いますが、逆に言うと後悔はほぼ見当たらない気がします。

 

 

ーー今後の目標を教えていただけますか?

スタッフが全員女性ということもあり、スタッフの結婚・妊娠・出産などの状況にも対応できるように、もう少し人数を増やして、スタッフが働きやすい環境を作ることが一つです。

あとは、軌道に乗ってきたら、フランチャイズ化という形も考えています。

 

 

ーー最後に、これから開業しようという方に向けて簡単に一言いただければと思います。

自分を信じて、やりたいことをやれるだけやっていくのがいいと思います。

ぜひ頑張ってください。

 

※撮影協力:松下 晃太

プロフィール

町田 恵

 

・女性専門の治療院オリーヴボディケア ( https://olivebodycare.jp/

〒225ー0003
横浜市青葉区新石川3ー15ー16メディカルモールたまプラーザ301

たまプラーザ駅より徒歩2分

TEL:045ー530ー1688

営業時間:10 : 00〜20 : 00

休診:不定休

 

・たまプラーザのエステ|SIMPLESTE 【シンプレステ】 ( https://simpleste.jp/

 

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