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Plaire GINZA・吉川さん|「一緒に歩いていきたいお客様に全力で向き合う」、無理をしない顧客との向き合い方

サロンの仕事は、人との距離感の近さから、顧客と関わる際に、喜びだけでなくストレスなども起こりうるものではないでしょうか。

「お客様にもっとこうしてあげたいのに」

「こうしたお客様にだけ、向き合っていきたい」

そのような思いを抱く方も中にはいるでしょう。しかし、店舗に所属するとなかなか実現は難しいといえます。

 

今回取材させていただいた「Plaire GINZA」の吉川智子さんは、個人での店舗運営によって、自身が本当に価値を届けたい方へ向き合う意識を持つことができたと語ります。

吉川さんなりの「無理をしない」仕事への向き合い方について、お話を伺いました。

 

 

「何かしら目的があるお客様に来ていただきたい」目的を持ってお客様と向き合う

――本日はよろしくお願いたします。ホームページを拝見させて頂いたのですが、立地的に経済的に余裕のある女性向けのサロンということなのでしょうか。

本当はそうですが、始めてみて実際は違うことが多いと感じています。

場所が銀座ということで、私も最初は3万円、5万円など出して来る方が多いと思ったのですが、安い方がいいというお客様も多いのです。

ですが、目的を持って来てくださる方への入り口は狭めたくないと思っています。3ヶ月後、半年後、5年後など、長期的な目標を見据えている方のサポートをしています。

 

――長期的な目標のサポートをしているんですね。

「痩せたい」であれ「綺麗になりたい」であれ、何かしら目的があるお客様に来ていただきたいと思っています。

 

全員にカウンセリングするのではなく、自分が「この方なら」というお客様をカウンセリングしています。普通はお客様が選んで来るわけですが、最終的には私が「この人なら一緒に頑張れそうだ」という方を選ばせて頂いています。

ですので、全然疲れません。朝9時から夜9時ぐらいまで営業しており、家も遠く終電で帰ることが多いのですが、全く苦ではありません。

 

――実際に来るお客様は「痩せたい」「小顔になりたい」という目的の方が多いのでしょうか。

はい。ですが自分だけでは頑張れない方が多いです。

自分一人だとなかなか続かないので、家では普通の生活をしつつ、当サロンへ来ていただき、目的の体へ近づけていくような形を取っています。

 

――実際にどれほど効果が出るのでしょうか。

1ヶ月で7kg落とした方がいらっしゃいますが、その方は1ヶ月に8回来てくださっていました。集中して来てくだされば結果にはつながっています。

 

「お客様のために」がスタッフのクレームになってしまう、店舗で勤める難しさ

――独立されたオーナーさんのお話を聞いていますと、もともと勤められていた方は、基本的に決まったメニューでしか提供できない歯がゆさを感じている方も多い印象があります。吉川さんもそうした思いはあったのでしょうか。

私の場合は割と自由にやらせて頂いていました。しかし反感を買ってしまったこともあります。

私は一歩先をいくサービスを考えていました。

「こうすれば足があったかくなるからホットタオルで巻こう」「クリーム変えてみよう」といったサービスです。普通はお金がかかるところを無償でやってしまい、スタッフからのクレームになってしまうことはありました。

 

――お客様のことを思うがゆえに、という難しさがあるのですね。

はい。一方で個人サロンでは、そういった難しかったことが全部できるので、良いと思います。

例えば、コラーゲンマシーンに入ってマッサージをするというメニューが基本でありつつも、その方に合わせた施術をしています。そういう意味でのびのびとやらせていただいています。

 

「綺麗な人を、もっと綺麗にしたい」という、仕事にかける想い

――吉川さんが一番最初にエステ業界へ入られたのはどのような理由だったのでしょうか?

20代の時に小さなエステサロンに行ったことがありました。今まで自分だけでは痩せられなかったのですが、エステに行ったら体重が落ちたのです。

そのとき「人の手を借りれば体重はどんどん落とせるのか」と思ったのがきっかけで、エステティシャンになりたいと思い、勉強を始めました。

自分が痩せられたという経験がありますので、いい人と巡り会えば絶対に痩せられると思っています。自分の人生もどんどん変わっていきますし、1ヶ月に1回、2回でも継続して来て頂くような、そういう形で縁があればいいなと思っています。

 

これから高齢化社会がやってくる中で、年を取っていく方たちがどれぐらい綺麗でいれるかが勝負です。

そして、そうした綺麗さというものは、生き方で全然違ってきますので、そのお手伝いができたらいいなと思っています。

 

今は40代ぐらいでも、それよりずっと年齢が高く見えるような人も多いです。疲れていたり具合も悪かったり、30代でも疲れている方がたくさんいらっしゃいます。そうした方のお手伝いができたらという思いです。

 

「綺麗になりたい」「少しだけでも頑張りたい」という方を応援したいので、ただ「安くやってもらいたい」という方はお帰りいただいています。良いと思った方だけが続けてもらえれば良いというスタンスでやっています。ですので、「商売っ気がない」は良く言われる言葉です。

 

「無理にリピートの営業をかけない」ことが、ストレスフリーの仕事につながっている

――お客様は、どのような経路でご来店に至るのでしょうか?

チケットサイトが主です。そこで良いと感じていただいた方がリピートしてくださっています。

私は100人、1000人とお客様を相手にする中で、100人から2人ぐらいの割合で、長く付き合っていくお客様がいればいいというスタンスでやらせていただいています。34年ほどで色々なお客様に向き合う中で、自身が向き合っていく相手を選んでいくようなイメージです。

 

――とにかくまずたくさんのお客様に来店して頂くという形なのですね。月間ではどれくらいの方が来店されるのでしょうか。

月に200人ほど、クーポンでお客様がいらっしゃいます。元々のお客様が月30人ほどいらっしゃるので、そちらを優先しつつ、空いた時間で予約を取っています。

 

――個人でその人数はかなり多い印象です。

月に25日ほどお店を開いています。1日あたり8人の方をマッサージしている計算です。

なので、体力がなければできないと思います。空き時間に店内で休んだり、予約枠を調整したりしながら対応しています。

――新規の方が、続けるに至るハードルもありそうです。

はい。やはり何か1つ、「これのために頑張る」という強いものがある方でないと、なかなか続きません。

例えば「小顔」といっても、たくさんの方法がありますので、色々なものに手を出したくなるのが普通だと思います。

その中でも、未来を想像して、一緒に歩いていける方が継続して来店されます。

 

――「一緒に続けたい」という方と継続して関わっているため、吉川さん自身のストレスもないということでしょうか。

はい。「綺麗な人をもっと綺麗にしてあげたい」という思いです。

安価なクーポンで来て、それ以上はお金をかけようとしないお客様はあまり熱量も高くないと感じています。そういう方に対して、昔は「もっとこうやりませんか」「頑張りましょう」と声をかけていたのですが、今は言わなくなりました。

ですので、「なぜ何も言わないんだろう」と思って帰っていかれる方もいますが、それで良いと思っています。

 

――無理に次回予約やリピートのための営業をしないため、吉川さん自身がストレスなく、本当に価値を届けたい方と向き合えているのですね。

 

「自分を必要としてくれる人と向き合う」それが心を健康に保つ秘訣

――本日はありがとうございました。最後に、これから「開業したい」「独立したい」と考えている方へメッセージをいただけますでしょうか。

ありがとうございました。「とにかくポジティブに生きていく」というスタンスで行けば、何事もうまくいくと思い今まで生きてきましたが、そうした心構えが大事ではないかと思います。思考で人は生きていると感じるためです。

 

人の縁に関しても、縁がある方はお客様になってくださりますし、縁がない方は去っていくと思っています。

色々な考えを持った方がいらっしゃると思いますが、あまり気にしすぎず、自分を必要としてくれる方だけ癒していくような考え方の方が、楽しく仕事ができ、長く続けられるではと思います。

 

※撮影協力:工藤 としひさ

※記事協力:山口 遼大

 

プロフィール

 

吉川 智子

 

・Plaire GINZA( https://mitsuraku.jp/salon/51894/

〒104-0061  東京都中央区銀座1-27-10 グロースメゾン銀座1001

 

仕事や子育てなどで忙しい女性たちは、自分の身体の悩みに対して何をしたらいいかわからず、ネガティブになりがちです。中央区銀座にあるPlaire GINZAは、それらの悩みを、受け止める存在でありたいと考えております。

お肌の角質を落とすことと同時に、心の中のネガティブな部分まで落としてくれたと思うほど、心も体もすっきり。

Plaire GNZAでは、お客様とのご縁を大切にし、サロンがお客様にとっての癒しとなるように努めております。

 

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