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MATHIS・重信さん|2度の海外経験、マネージャー、店長、ベンチャー企業役員を経てたどり着いた、人と人との繋がりの大切さ

『外見も中身もかっこよくする場所』というコンセプトで、一人一人にあったサービスを男性専門で提供しているエステサロン、SALON MATHIS ーサロンマティスー を経営する重信 聡美さん。

ヘアメイク、エステサロン、海外留学、ベンチャー企業役員、開業・独立という経歴をお持ちである重信さんのサロンは、口コミや紹介で繁盛しており、その秘訣は「人と人との繋がりを大事にすること」とお話されていました。

思い立ったらすぐ行動し、経験から学び考えていくという人生は、聞いているだけで引き込まれるストーリーばかりです。そんな重信さんから、繁盛サロンへ導く秘訣についてお伺いしました。

 

男性美容のマーケット自体を大きくすることも自分の使命だと思っています

――お店のコンセプトについて教えてください。

男性専用のエステサロンで、男性の外見も中身もかっこよくする場所、というコンセプトでやっております。

自分が一番格好良くなるための自分磨きができる方法を提案させて頂き、お客様一人一人にあった施述を提供するパーソナルエステです。

 

――お店の場所をここ(銀座、新橋の近く)にした理由を教えていただけますか?

「気軽に集まり気さくに楽しめる場所である新橋」と「世界中のモノや一流品が集まる場所である銀座」が交わっている所だからです。

人にとって、良いものに触れて自分自身を高める時間も必要ですし、たまに息抜きして仲間とワイワイする時間も必要です。その両方が大事だと思っています。

銀座は高級なものや最新の流行が揃っていて「良いものに触れる機会」が多い場所、新橋はサラリーマンの方を中心に屋台などでワイワイ飲み食いする場所、というイメージがあり、銀座と新橋で物件を探していました。そこで、奇跡的にちょうど中間の場所にお店を構えることができました。

 

――顧客層についてお伺いできますか。

当サロンでは20代後半〜30代前半のお客様が多いです。

当店は夜に営業していないため、営業職や経営者の方が多いですね。そういう方々は、人付き合いが多く、夜に予定が入っていることが多いので、昼間のうちに自分磨きをされています。男性でエステに行こうと思う方は少ないかもしれませんが、実際にご来店して頂くと、男性でも美容の大切さやエステサロンの効果を実感していただけています。

特に営業職や経営者の方は、人前に立つことが多いので、外見に気を使う方が多いです。

 

――エステサロンを男性専用にした理由を教えていただけますか。

日本の少子高齢化問題も理由の一つです。格好よく魅力的な男性を増やすことが結果的に社会貢献になると思っているためです。

また、女性は沢山エステサロンがあるので、その中で価格競争や差別化をしなければいけないのですが、男性美容はマーケット自体がまだ小さいため、将来性があることも理由の一つです。マーケット自体を大きくすることも自分の使命だと思っています。

 

あとは、シンプルに考えて、女性にとってかっこいい男性が増えるのはいいことですよね。

だから「男性をカッコよくして、結果女性に貢献ができる」と考えています。

 

 

――確かに男性美容のマーケットはまだ小さいと感じますね。

仕事が忙しい男性が多いので、自分の容姿に向き合う時間が少ないのではないかと思います。しかし、そうやって美容をないがしろにしている間に、輪郭が崩れてしまったり、体型が変わってしまったり……気が付いたらおじさんになっていた、なんてことはもったいないと感じています。

美容において、予防に勝るものはないので、若い頃からケアしていくことが大事です。

今は個人の力も必要となる時代になってきています。SNSで発信力のある方が増えているように、個人の力が重要な時代だからこそ、やっぱり見た目は必須だと思うのです。そこをお手伝いしたいですね。自分磨きのきっかけを与えられる場所であれば良いなと思っています。

――男性に美容の必要性を感じてもらうために、どういう工夫をされているのでしょうか?

自分磨きの大切さをお伝えした上で、ちょっと厳しいですが、女性目線で気になるところを指摘させていただきます。

ニキビがあるとしたらお肌の根本的な改善方法のため正しいスキンケアをお伝えしたり、ふくよかな体型の方であれば日常生活でどういうことに気を付けているのかお聞きしたりと、気づかない、知らないことで損をしてしまっている方も少なくありません。いきなり美容の話をするわけではなく、普段の食生活などをお聞きして、当エステサロンがどんなことをお手伝いできるのかお伝えしています。

 

世の中、知っているか知らないかだけで実は見た目に大きく影響を与えていて

その見た目が今後の自分の人生に大きく影響を与える可能性があることをお話します。

 

あとは「いかに習慣化するか」ということが大事です。

女性の場合、綺麗になるためであれば多少手間がかかっても日々ケアをしてくれますが、男性の場合は面倒くさくなってしまい日々のケアを怠ってしまうため、どう生活に組み込めるかを考えます。

 

コンセプトは「異性だけでなく同性にもモテる」

――スクール事業も運営されていると伺っています。どんな事をされているのですか。

「東京ラバーズアカデミー銀座校」というスクールを運営しております。

東京ラバーズアカデミーの銀座校とSALON‐MATHIS‐の総称は「サクセスサロン」です。名前の通り「男性がここの場所に来ると成功する」という場所にしています。東京ラバーズアカデミーでは男性がオトコ磨きをして彼女を作るためにモテるようになる内容を学ぶ。という学校です。

 

講座内容は、コミュニケーション力、マインド、自己愛形成、ユーモア、など他にもたくさんありますが、男性美容のコンセプトと同じで、自分磨きが出来る学校となっております。

 

マインドについて、例えば「思いやり」というのは、自分を大切にできるからこそ他人も大切にすることができる、ということが本質だと思っています。しかし、そこまで考えて行動できる方は多くはありません。そのため、徹底的に自分に向き合って頂いています。

また、実際にLINEでのコミュニケーションの取り方を学ぶ授業やお笑い芸人の方をお呼びしてユーモアを学ぶ講座を開いたり、合コンを開催したり、夏には宿泊施設を借りて泊まり込みで合宿を行ったりもしています。そういった実践型の講座もたくさんあります。

――スクールで内面、美容で外見、というわけですね。

はい。極端に言うと「ここに来れば人生が変わる」と言うことですね。

スクール自体も8年の歴史がありまして、今までずっと彼女がいらっしゃらなかった方でも、スクールを通ってから半年で彼女ができたり、結婚までできた方もいらっしゃいます。

あとは自信がつくので、皆さん表情が明るくなりますね。そうすると、異性だけでなく同性にもモテます。「異性だけでなく同性からもモテる」というのがスクールのコンセプトの一つです。恋愛を学ぶということは、人間力を学ぶということだと私は捉えています。

 

フランスで学んだ人と人との繋がりの大切さ。

――美容業界に入ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

昔から美容が好きだったので、美容の学校へ通いました。その後、ヘアメイクの道へ進もうと思い、学校の提携先であるニューヨークへ留学に行きました。

 

――その後はどうされたのでしょうか。

日本へ帰ってきてから、東京でヘアメイクの仕事を始めたのですが、あまり上手くいかず悩んでいました。

その時にお客様から、お肌のことを聞かれる機会が多かったので、肌など体の根本的なことを学ぼうと思い、思い切って肌の美容(エステティック)へ転職しました。その後、別のエステサロンでも働きましたが、そこで美容について再び考えるきっかけになった出来事がありました。

ある店舗で働き始めたら、2〜3日の間にスタッフが全員辞めてしまうということがあったのです。その時は入社直後のため曖昧な対応ではお客様に申し訳ないので予約から始まりましたが、私と同時期に入ってくれたスタッフが経験豊富で人柄も良く非常に優秀で、一緒にお店の危機を頑張っているうちに、徐々に優秀な仲間が増えていき、今までの私の経験上、最もレベルが高い繁盛店にまでなりました

 

自分にも多くのお客様がついてくださり、順調に進んでいましたが、薄利多売のお店だったということもあり、数をこなすための流れ作業的を汗だくになって施術を行うようになりました。そこで、「人をきれいにする仕事なのに心身ともにこんなに疲弊して…」と悩む日々が続きました。

「美」について、わからなくなってしまったのです。

いろいろ考えた結果、フランスはエステ発祥の地ということで、「本物の美を学ぼう!」と考えて思い切ってフランスへ行きました。ルーブル美術館の近くにアパルトマンを借りて、美容の考えを再構築するために暮らし始めました。

 

フランスではまず情報収集をするために現地のコミュニティへ入り、世界中の方々と接することもでき、本当に様々なことを学ぶことができました。沢山の歴史ある建造物や絵画、文化に触れて素晴らしい体験でした。

そこで自分の「美」に対する意識は再構築され不変的なものと太い軸が構成されました。とても感覚的なものです。

 

その後、東京に帰ってきてから、男性専門のエステサロンでマネージャーと店長を経験し、次にベンチャー企業の役員を経験してから、今に至ります。

――すごいストーリーですね。

フランスに行って一番良かったのは、人と人との繋がりの大切さを今まで以上に実感できたことですね。

 

フランスでは全く言葉が通じないにも関わらず、感覚的に気の合った現地の方々とずっと一緒にいました。言葉が通じないからこそ、日本では感じられなかった人との繋がりを感じることができました。右も左も分からない私に、周りの皆が優しくしてくれたお陰で、こんなにも楽しい人生があるのだと思いました。

「本当の意味での人間同士の気が合う」という感覚を掴みました。

 

フランス滞在中にいろいろな考え・趣味趣向を持った方々とコミュニケーションを取っていたことが、今のサロンでの集客にも生かされていると思います。

例えば、私は格闘ゲーム愛好家でスト2(ストリートファイター2)が大好きだったので、スト2部という部活を作ったり、サバイバルゲームが好きで皆を集めて開催したり、とにかくいろいろな人と接する機会が増え、その他にも趣味で「九州会」という会も開いています。地酒や九州名産の食べ物を食べる会なのですが、自分が楽しくやっていると、そこに賛同してくれる人があらわれて、自然に人と人とが繋がっているという感覚があります。

その人がどういう属性で、どのようなグループに属しているのか、ということにとらわれず、「その人が好きだから」「その人とご縁があるから」という理由で付き合うことができています。

 

異国で人種や性別、世代を超えて、人と付き合うことができるようになったことが、今の仕事にも繋がっています。

自分でも不思議ですが、知り合いの居なかった土地であっという間に友人知人が出来て、それを見たクラスメイトが「楽しそうだ!」と次々に入ってきて大きな輪になりパーティーを開いていて、「あれ?フランスでもなんで私は同じことになってるんだ?」って。笑

日本でも一緒です。楽しくやってたら何か人が集まってきてまた楽しなる、みたいなことばかりです。

 

インターネットが普及して、あらゆる人があらゆる情報を発信できる状況だからこそ、リアルな場所を持つということが大事

――日本に戻ってきてから勤めたベンチャー企業では、どのようなご経験をされたのでしょうか?

ベンチャー企業では、最初からマネージャーを務め、その後店長もやったのですが、ここが人生で一番大変でした。

就職したお店の売上が低迷していたため、集客方法を考えたり、お店のメニューを考えたりしました。いろいろな問題を抱えていた店舗でしたので、またマイナスからのスタートでした。当時は、私自身もすごく未熟でした。サロン業務に関しては問題ありませんでしたが、マネジメントに関してはたくさん失敗しました。一番苦しい時期でした。

遊ぶ時間がなく、ひたすら仕事をしていたため、「どうしてここまで自分がやらなければならないのだろう」と、本当にストレスが多かったです。

 

スタッフ全員が辞めてしまった時もありましたし、本当に仕事量が多かったです。サロンの仕事だけではなく、営業も率先して行わなければいけませんでした。

しかし、この時にいろいろな仕事をやらせて頂いたことが、今の仕事に活きています。

逆にチャンスだと思いましたね。苦しいことを経験すれば、いつか実になるのではないかと感じていました。本当に大変でしたけど、いろいろな方の助けや応援があり、私が担当した店舗は何とか安定するようになりました。

 

――その当時の経験を活かして、開業されたのですね。

美容業界で10年間経験し、やればやるほど「もっとこうしたら良いのではないか」という考え方が出てきたので、それであれば自分で開業した方が良いのではないかという考えに至りました。

特に、男性の見た目だけではなく中身を磨きたいということは、私がマネージャーをやっていた頃、残業ばかりしてましたが未来を夢見て構想をノートに書いていました。後からそのノートを見返したらちょっと鳥肌が立ったのですが、構想していたレイアウトが今の店舗と設計がほぼ一緒なのです。

 

だから、随分前から「男性の外見と中身を磨く」というコンセプトは考えていました。男性に対してアドバイスするだけではなく、実際にサービスとして提供したいという思いもあり、それを実現したのが今の店舗です。

 

――以前から考えていたことを実現されたのですね。

そうですね。

店舗の運営に関して、特に広報や集客では、がむしゃらに行動し、ビジネス交流会などいろいろな場へ行って多くの人とお会いしていきました。幸いなことに、私の周りには良い方が多くて、お仕事をご紹介頂いたり、イベントに協力して頂いたり、いろいろな方々に助けて頂き、集客に繋がっていきました。

 

また、私はリアルな場所を持つというのが大事だと思っています。今インターネットが普及して、あらゆる人があらゆる情報を発信できる状況だからこそ、リアルな場所を持つということが大事だと考えています

私がフランスの語学学校にいた頃、学校にあったフリースペースで友達とただお喋りをして楽しんでいたように、リアルな場所があって初めて人と人が繋がっていくと思っています。

 

エステサロンもそうですし、恋愛スクールもそうです。そういったリアルな場所が必要だということを、ラバーズアカデミーの代表である西村さんにお伝えしたときに、「一緒にやりませんか」というお話を頂き、たった3ヶ月でこのお店ができました。

まさかその時は、エステサロンと恋愛スクールを一緒にやることまでは考えていませんでしたが、いろいろなご縁が重なったことで実現することができました。理念が共鳴したのだと思います。お陰さまで、楽しく働かせて頂いています。

 

一番大事なことは、やはり人と人との繋がり

――最後に、これから開業される方へのメッセージをお願いします。

私の場合は、少しずついろいろなことを経験して、ステップアップしていきました。

その中で一番大事なことは、やはり人と人との繋がりだと思います。

 

ラバーズアカデミーの西村さんとのご縁もそうですし、今でもフランスの知人とは親しくしていますし、ご縁を大切にしていくことですね。

今サロンがあるのも通ってくださるお客様や生徒さんがいらっしゃるからこそです。

また、繋がりができた方達も良くなってもらえるように願うことも必要だと思っています。

 

例えば当サロンの内装をお願いした工務店さんなど、いろいろな方のご協力があって今があります。お店の看板もそう。手伝ってくれた友人知人もそうです。周りの皆さんや支えてくれる人たちが居るからこそ今活動が出来ています。

そういうことを大事にしていけば、必然的に良い循環が生まれて、成功や幸せの輪の中に入っていけるのかなと考えています。

もちろん、会社経営やサロン運営では現実的なことと向き合う必要もありますが、私は皆さまとの繋がりというものを大事にしたい、と思って今までやってきました。

 

あとは、自分自身の能力を高める努力を怠らないこともとても大事です。私も、常に1年に4資格ぐらい取っていますが、技術的にも組織的にも自身のスキル・能力を高める努力が必要です。読書もとても好きですね。

やはり人間関係がいくら上手くいったとしても、自分自身の専門分野に対する努力を続けていく必要もあると思っていますので、「人との繋がり」「自分を高めるための努力」という2点が大事です。会社や組織としての精神的な成長もそこに紐づいていくと考えているからです。

 

私はマンションやアパートの管理人みたいなもので、ご来店いただくお客様や生徒さんが主役です。

そうして今後もより多くの皆様に安心して頂き、人生の成功のきっかけの場所としての環境をご提供できることを、愛情をもって続けて行こうと思います。

 

※撮影協力:工藤 としひさ

 

プロフィール

 

重信 聡美
 

・SALON MATHIS ーサロンマティスー

〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目12−11 第2サンビル5F
 東京メトロ銀座線 新橋駅徒歩5分
 JR山手線 新橋駅徒歩6分
 東京メトロ日比谷線 東銀座駅徒歩7分
 都営浅草線 東銀座駅徒歩7分
 東京メトロ銀座線 銀座駅徒歩8分
 

男性専用エステサロンMATHISはお客様におくつろぎいただけるよう清潔な空間を、メニューにおいては「結果の出るエステ」に拘り痩身、フェイシャル、脱毛の最新メニューをご用意しております。

 

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