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Salon de lien・鬼木さん|肌トラブルを改善した経験を活かし、育児や仕事に忙しい女性向けの地域密着型サロン開業への道のり

「子育てや仕事に忙しい女性たちが、気軽に通えて、ほっとひと息つける場にしたい」

 

そんな思いから千歳烏山にリンパケアサロン「リアン」を開業された、鬼木さん。

 

エステの施術のほか、スキンケアのアドバイスや良質な化粧品販売などを通して、お客様にお肌本来の力を取り戻してもらうべく活動されています。

 

お肌のトラブルや、育児と仕事の両立など、多くの女性が抱える悩みに自分自身も向き合ってきたことが、同じ悩みを持つ女性たちの力になれるようなサロンづくりに活かされています。

今回は、そんなサロンへの思いや、開業までの具体的な流れなどをお聞きしました。

 

 

お客様のホームケアにも寄り添い、お肌を根本からきれいにしたい

――サロンのコンプセプトからお聞きしてもいいでしょうか?

「私とお客様との二人三脚でお肌をきれいにしていく」「お肌を根本からきれいにしていく」ということをテーマにしたエステサロンではありますが、ホームケアもすごく大切にしています。

 

エステに通っているだけだと、なかなかお肌はきれいにならないので、お客様と共に歩みながらお肌をきれいにしていこうというコンセプトで行っています。

 

 

――どちらかというとお肌のほうに重点を置いているサロンということですね。

そうですね。

私自身、過去に肌トラブルがあったのでわかるのですが、女性はお肌にトラブルがあると気持ちがネガティブになってしまうんですね。自分の経験を活かして健康なお肌をスキンケアで取り戻すお手伝いをしたいという思いで、サロンを開業したので、やはりそこに重きを置いていますね。

エステに来てもらったときにお肌の状態を見ると、そのお客様がどのように手入れをしているのかわかるので、エステはもちろんきちっとやりますけれども、「お家ではこんなケアをすると、より効果が出ますよ」というアドバイスをしながらやっています。

 

 

――先ほど、お客様と二人三脚という話がありましたが、具体的にはどういったことをされているのでしょうか?

例えば、エステの後のスキンケアをお客様自身でやっていただきます。私がやってしまうと、お客様が普段どういうスキンケアをしているのかわからないので、チェックも兼ねて、お客様のスキンケアのやり方を確認しています。

あとは、コミュニケーションを密に取るようにしています。お客様ではありますが、お肌をきれいにするために共同で頑張っていくパートナーみたいなイメージです。私だけが頑張ってもダメですし、お客様だけが頑張ってもダメということです。

 

 

――お客様との距離感を近くすることを意識されているのですね。

最初は“お客様とエステティシャン”という関係ですが、付き合いが長くなってきますと一生のお友達のような関係になったり、世代を超えてお母様からお子様へと関わりが続いていったりもします。そういう長いお付き合いができるので、すごくいい仕事だなと感じています。

 

地域に根ざしたサロンにすれば、お客様も気軽に通うことができる

――お客様の層としては、やはり女性が多いのでしょうか?

ほとんどが女性です。私と同年代くらいで、お肌のお悩みが増えがちな年齢層の方が多いですね。

 

 

――実際にいらっしゃる方は、千歳烏山付近の方々ですか?

そうですね。口コミがメインのサロンなので、自分のお友達から声をかけていっていることもあり、近所の方が多いですね。

 

以前のサロンは新宿御苑だったので、千歳烏山付近に住んでいるお客様も新宿御苑まで通ってくださっていたのですが、お母さま方やお仕事をされている方々にとって、時間は大切じゃないですか。そこの負担を減らしてあげられたらという思いがあって、近所にサロンを開業しました。

千歳烏山で開業したら、「そこだったら自転車ですぐだし、いつでも行ける」ということで来てくださっている方も増えました。

 

 

――働いていらっしゃる方と主婦の方では、どちらのほうが多いですか?

半々くらいですかね。

今、皆さん年齢的に時間にゆとりができているので、フルタイムではないにしても、パートで働いている方も多くいます。私も仕事をしているので、働いているママを応援したいという気持ちがすごく強くあり、ママたちも通いやすいサロンにしたいということは考えています。

 

エステの施術だけでなく、物販があることで売上が安定する

――実際の集客方法は、広告などは出さずに口コミや紹介でしょうか?

そうですね。 こちらのサロンでは、大々的に広告をする予定はありません。

 

サロンの名前である「リアン(lien)」は、フランス語で“人と人をつなぐ”という意味でして、「大切なお客様が、大切なお友達を連れてきてくださる」という形が私は好きです。

歩く営業マンではないですけれど、お客様自身がきれいになって、お友達に「どうしたの?」と言われて、「実はね……」という形でご紹介いただき、来られる方が一番多いですね。

 

また、現在はほとんどのお客様がリピートしてくださっています。

化粧品も一緒に販売しているので、それをご家庭で使ってくださっている方は、切り替えのタイミングでエステに来てくださったりしています。私としても、売りっぱなしにはせず、しっかりフォローしています。

――サロンとして、化粧品を取り扱っているというのはいいですね。

やっぱり施術だけでサロンを開業するのは、リスクが高いと思います。予約が入って施術に至らないと、お金が入ってこないじゃないですか。

でも、取り扱っている製品があることで、例えば2週間はお店を閉めなければいけなくなっても、製品が売れれば売上が上がります。

 

 

――確かにそれは大きいですね。

エステには来なくて、「化粧品だけ購入したい」というお客様も多くいらっしゃいます。

また、最初はママたちがお客様だったのですが、お話をしていると、「実は子どもがね……」という話になることがよくあります。お子さんのお肌トラブルで悩んでいるママたちがすごく多いんですよね。現実問題として、アレルギーを持つ子どもの数がすごく増えているので、ママが正しいスキンケア方法を知っていると、皮膚科に通わずに落ち着いたりすることもあります。ですので、子どものためにスキンケア方法を相談しにいらっしゃるお客様も多いですね。

 

 

――集客に関して、他にやってきたことはありますか?

美容とは関係なくお茶会を開いたり、FacebookやLINEのタイムラインに投稿して情報発信をしています。

 

また、サロンを開業するにあたっては、部屋を借りたところからFacebookにアップしていました。「鬼木さん、準備しているわ!」と周りに気づいてもらえるように、準備段階から少しずつ情報発信していました。

何も入っていない空っぽの部屋を写真に撮って、「場所を借りたよ!」とアップしたりしました。

 

 

――いいですね。それを見ていると、できあがっていく様子がわかりますよね。

そうですね。「頑張って!」という応援の声をいただけると、それが励みにもなりますし、よかったです。

 

サロン開業の原点は、二人三脚で肌トラブルを改善した経験

――では、サロン開業に至った理由をおうかがいしたいと思います。もともと、エステのお仕事はされていらっしゃったのでしょうか?

全く美容の仕事はしていませんでした。ただ、もともとメイクや美容は大好きでした。

先ほどもお話しましたが、40歳を過ぎた頃に肌トラブルで顔が真っ赤になってすごく腫れてしまったんです。皮膚科に通うことになったのですが、皮膚科に通うことによって、皮膚科から抜け出せなくなってしまったんですね。もともと美容が好きなので、当時メイクができないことがすごくストレスでした。顔にぶつぶつができてメイクもできなくて、そんな状態ではママたちの集まりにも行きたくなくなってしまうのです。

 

そんなときに、ママ友から「鬼木さん、お肌大変そうだけど大丈夫?」と声をかけてくれて、そこで今の化粧品と出会いました。そこから薬やお肌、化粧品の勉強を始めて、「この化粧品だったら肌が健康になる」ということを確信しました。

私を担当してくれている彼女と、まさに二人三脚で1年ぐらいかけてトラブル肌を改善していきました。そんな経験があって、「同じように悩んでいる方がいっぱいいるんじゃないかな。これは私が皆さんに伝えていかなきゃいけないな」と感じ、これを仕事にしようと思いました。エステの資格もそのタイミングで取りました。

 

家庭と両立しながら好きな仕事をする。その方法が“開業”だった

――資格も取られたということですが、どこかに勤めるという選択肢はなかったのでしょうか?

昔は会社勤めをしていたこともありましたが、当時まだ子どもが小学校低学年だったので、会社勤めは難しいと思いました。やっぱり“好きな仕事を楽しく”ということがすごく大切だと思うので、自分でできる方法を考えながら進んだ結果、開業に至ったという感じですかね。

 

 

――実際に開業されてみて、家庭とのバランスはうまくいっているでしょうか?

自宅のすぐ近くで開業しているので、家庭とバランスをとるにあたり、時間的なメリットはすごく実感しています。

「じゃあ10分後にサロンね」など、急なアポイントにも対応できるわけです。私にとっても、お客様にとっても、家族にとっても、皆にとっていいことばかりかなと感じています。

 

また、子どもの食事を終えて20時くらいから施術を行うこともあります。自宅近くにサロンがあるからこそ、できることです。

子ども達も「あそこにお母さんがいるんだったら」ということで1時間くらいのお留守番なら大丈夫です。

 

ちょうどいいタイミングで、いい物件と出会えた

――費用を抑えるために、自宅でサロンを開業するという選択肢は考えなかったでしょうか?

自宅で開業することは、少しは考えました。でも、現実的にイメージがわかなかったですね。生活臭がすごくする自宅を“リラックスの場”に変えるのは、私の中では難しいかなと。また、私が夫や子供に対して気を遣ったり、逆に夫や子供もお客様が来ているかどうかを気にしたりしていると、互いに煩わしくなってくると思います。ですので、自宅でのサロン開業はやめようと思いました。

 

 

 ――実際に借りた物件は費用を抑えることができたのでしょうか?

  今のサロンは、居住用ではなく事業用なのですが、初期費用は居住用と同じでした。また、この部屋の広さは相場よりは安めかなと思います。

物件については、奇跡的にタイミングよくいい出会いがあったと思います。お客様からも「どうやって探したの?」と言われるのですが、本当にタイミングがよかったのだと思います。いわゆるネットの賃貸情報サイトで、事務所OKの物件を検索して見つけました。

大家さんもすごくいい方で、ワンちゃんもいます。お客様には「犬に吠えられて怖くて入れない」と言われたりもしますが(笑)

 

忙しいママたちが、ほっとひと息つけるような場でありたい

――今後の目標を教えていただけますか?

もっと多くの人に知ってもらい、働いていて疲れているママたちにほっとひと息ついてもらえるようなエステにしたいですね。

そういう意味では、お客様がここにいらっしゃる目的は、100%エステでなくてもいいと思っています。

 

ここに来て、お茶を飲んで話をしてスッキリして帰ってもらえるような、そういう場として使ってもらえるだけでもいいかなと思います。もちろん“お肌に悩みがある方と一緒に解決に向かっていく”というのは大前提にあります。

 

 

――あとは、仕事と家庭とのバランスをとっていく点も継続ですね。

そうですね。私がもし家庭と仕事とうまく両立できていたら、「私にもできるかもしれない」と思う女性たちが出てきてくれるかもしれませんし、そうなるといいなと思っています。

「私なんかにはできない」と思って一歩を踏み出せない方が多いと思うんです。そういう方たちに対して、「できるよ!私もできているんだから!」と、背中を押してあげられるようになりたいです。

それで、もっと皆が活き活きと好きなことを仕事にしていったらいいなと思います。

 

自分自身も悩んできたからこそ、同じ悩みをもつ女性の力になりたい

――では最後に、これから開業される方に向けてメッセージお願いします。

開業はすごく勇気がいることですが、頭で考えすぎてしまうと、踏み出せない気がします。自分で実際に経験してみて、そう思います。

あまり楽天的すぎてもダメですが、自分を信じて、思い切って一歩踏み出してみることから始めると良いのかなと思います。そうすると頑張っている姿を、周りの人は必ず見てくれています。

たとえば家族やお友達の応援など、自分の気持ちひとつで周りの人がついてきてくれることはよくわかったので、自分の信念を強く信じてやれば、きっとできると思います。

私がこのサロンを開業した一番の目的は、「気軽に来てもらえる」「働いているママを応援したい」ということです。

子連れで新宿御苑までは行けないという方も、ここならお子さんを連れて来ていただけます。お子さんを抱っこしていてもいいですし、部屋の中でハイハイさせていてもかまいません。自分でサロンを開業してことで、好きな環境で施術を受けてもらえるようになりました。

 

※撮影協力:松下 晃太

※記事協力:前田 明子

 

プロフィール

 

鬼木 順子

・フェイシャルリンパケアセラピスト

・スキンケアアドバイザー

 

・Salon de lien ( https://salondelien.com/index.html

最寄駅:京王線 千歳烏山駅 小田急線 千歳船橋駅
電話:(090) 1542 - 7810
 ※ ご予約をいただいたお客様には、サロンの住所など詳細をご案内いたします。

 

お肌の悩みは、一時的に抑えたり、隠したりするのではなく、元から取り除く。 本来人間が持って生まれた赤ちゃんのときのような肌力をもう一度取り戻すお手伝いをさせていただきます。

『綺麗になった 結果こそが、お客様の喜び』 

一緒に頑張り、最後まで寄り添い、喜びを分かち合う。そんな存在でありたいのです。 

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